NEC Lavie j LJ 700/2Dを修理した。
CPU モバイルPentiumMの800MHz
Memory256Mbyte 追加で512Mbyteまで。現在追加で512M
HardDisk40Gbyte
VGAのメモリーはメインと共有で8〜32Mbyteまで設定可能。
サウンドと無線LAN8011.bを内臓。
NECの代理店に修理見積もりをしてもらったが修理には6万くらいいかかると言われた。
一応診断した結果を教えてもらい診断書ももらえた。『メインメモリーの故障によりインストールができない。』運良く最後までたまにインストールできるらしい、でも不安定なのでハードディスクは初期化して置きましたと言われリカバリーCDをもらって帰ってきた。
リカバリーCDでOSのインスト時のエラーメッセージ。インストールしてゆくとこのようなエラーメッセージを吐き出してくる、インストの途中で動かなくなることが多い。
うまくOSが最後までインストできたー、と思っても再起動を繰り返すと『致命的なエラー』だの『パスワードが・・・』変なエラーが、インストールにえらく時間がかかるんでとてもイラつく。
メモリーがマザーボードに実装されているので簡単に交換できないのでメモリーテストプログラムを使って診断してみる、ここでの画面はMEMtest86,他にもマイクロソフトのサポートで診断ソフトがあったんだけどウェブでMEMtest86の方がWEBに情報があったので使ってみた。
Goodに(ffffffdf)とあるがbadは(fffff7df)右から3bit目の値がf⇒dに変わっている、多分ここで正常にデータが渡されていない。
ぶっ壊れるの覚悟で解体開始、キーボードとタッチパッドはすぐに外れた。がモニターのはずし方が良くわからなかった。
もしハードディスクが故障しているのならすぐに交換できるので楽んだが、交換しても同じ様な症状だった。ではハードディスクは正常??東芝のディスクが入っていた。
モニターが外れた、ネジがヒンジで隠れていて隙間がなくはまっていたのでいろいろいじっていたらポロットヒンジが取れた。
飯食いつつ、酒飲みつつ気がついたら結構バラバラにしていた。
ようやくマザーを取り出せることができた、討ち取ったりっていう感じで酒の勢いもあって取り上げてみた。
ノートのマザーってうっすいなぁ〜
CPU直付けかよ、ここら辺とメモリー間の故障だったらアウトだね、でもはんだボールはずして見たいけど。
これは無線LANの基盤らしい。
これはオーディオ。
うま〜くマザーが筐体に収まってるねぇ〜。収納上手。メモリーはやはり実装されている。
このメモリーのどこかにBatなところが…
作業場を自分の部屋へそれと撮った写真の整理をしながら手順を。
メモリーをはずして取り替えたいのだが、周りのチップコンデンサが〜じゃま。
交換用のメモリーを買ってきたSO-DIMM256Mbyte,cl2,PC133、マザーには裏と表あわせて8枚のDRAMチップが乗って合計で256Mbyteだ、このメモリーモジュールそっくりそのまま乗せかえれば直るのではないか?
SO−DIMMメモリーモジュールもチップの周りにチップコンデンサーが載っている、まんりきで押さえてからDRAMメモリーチップを取り出していく。
うまいこと外れたので次はノートのマザーの方を取る。
ノートの方もわりと綺麗にチップがはずせた、
半田をチップの両側に盛って片方ずつ温めて浮かせていった、フラックスやフラックス洗浄剤などが必要かも知れない、後は25wの半田ごてじゃ熱が少し足りないんで温調付半田ごてを購入した、前からほしかったので。
ごちゃっとしてて静電気対策も何もしてないけど大丈夫かな。
ピンセットもないと火傷するかも、取ったチップは足にイモ半や汚れがついているので、フラックスで半田を除去して、フラックスを洗浄剤で拭いて綺麗にした。
ノートマザーに取り付け〜、フラックす使いまくり〜
遠目から写してみる。これで交換が終わったんで後は組み立て〜。
メモリー交換後のメモリーテスト
このCPUはPentiumIIIのモバイルペンティアムMってやつらしく、2次キャッシュがなんと512Kが乗っていた。SRAMちょっぱやです。
メモリーテスト54分後・・・何もエラーが出ていない、おそらく直ったんだね。8段階くらいにテストの工程が分かれていて、Passが8工程全体の終了処理の過程で、Testが現在動いているテストの進み具合っぽい。8工程の内容はあんまりよくわかんないけど調べればどっかのWEBの方に載ってますよ。
お誕生日酒うめーなぁ。御馳走様です。
半田吸い取り線も必要かも、吸いまくり。
NECのサポセンでもらってきたリカバリーCD。
うごいちゃったよ〜あはは。快適快適。メモリーだけだったみたいねぇ。しゅうりょー。現在ではバッファーローのカードバス無線ラン装着して家中ではどこでも使えるようになりました。
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